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新年明けて最初のNHK杯将棋トーナメント。
ベスト8を賭けた3回戦第5局ー佐々木七段と菅井八段の対局を「次の一手」で取り上げながら振り返りたいと思います。

一手で 終盤の放映中AIの形勢判断がひっくり変える激闘でした。
正に、勝負を分ける【一手の重み】に見ごたえのある将棋です。


対局放送日:2023年1月8日(日)10時30分放映
棋戦:NHK杯将棋トーナメント3回戦第5局
先 手:佐々木大地七段
後 手:菅井竜也八段
手合い:平手
持ち時間:各10分。切れたら一手30秒の秒読み。他に1分単位で10回の考慮時間。
場 所:NHK放送センター
戦 型:ゴキゲン中飛車
解説:青嶋未来六段


<略歴>

佐々木大地
名 前  佐々木 大地(ささき だいち)
生年月日 1995年5月30日(27歳)
プロ入り年月日 2016年4月1日(20歳)
棋士番号  306
出身地 長崎県対馬市
所 属 日本将棋連盟(関東)
師 匠 深浦康市九段
竜王戦 4組
順位戦 C級2組






▶7手目9六歩
7手目96歩双方の角道が通っている状況で神経を使う序盤です。















▶51手目2五桂
51手目25桂飛車交換から大捌きになる可能性もあり、この先の運命を占う一手になりそうでしょうか。

また、一見タダの桂に見えますが、☖同桂なら飛車の頭に歩を叩いて桂を取り返す手立てもありそうです。








▶111手目4三馬
111手目43馬先手に金または銀が入れば、「後手玉の詰み」に。

現局面は先手に歩があっても「打ち歩」の反則。













【次の一手】
▶119手目☗7三歩成まで。後手番。
119手目73歩成次に、AI(shogigui+水匠2)により<最善手>を解析します。

















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【AIによる解析】
▶最善手:120手目☖8八桂成。
最善手120手目88桂成この一手で、終盤まで眠っていた飛車が蘇った。

終盤で回ってきた【手番が救った一手になりました。

本譜も同じく☖8八桂成でした。










【棋譜】
初手から終局まで再生してごゆっくりどおぞ(^^♪



▶140手目☖2五桂まで先手投了。
終盤まで苦しかった展開も☖8八桂成の一手で勝勢へと傾き、後手・菅井八段がベスト8進出です。
前半からリードしていた先手・佐々木七段には悔しさが残る将棋でしょうか。

140手目25桂まで先手投了



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